

私が所属する輸出入営業第二課は、輸入業務をメインに担当する部署です。輸入貨物の通関手続きや他法令関係の申請、指定された納品先への配送手配、見積作成などが主な業務となります。
まず、日本の港に貨物が到着してから指定納品先までのスケジュールを組み立て、船の到着が遅れた場合には再調整やお客様との連絡を行います。貨物によっては食品申請や動植物検疫など税関以外の関係省庁への申請業務が必要になるので、その代行も担当します。さらに、納品先や貨物の性質によって異なる納品ルールに対応するため、情報共有や必要書類の作成も行います。
荷捌という仕事は正確性とスピードが求められます。中には入港日の当日に連絡をもらい、翌日には貨物をお客様先へ納入しないといけないようなケースも。常に緊張感を持って仕事に取り組んでいる分、業務を無事に完了させられた時の達成感はひとしおです。
はじめて取り扱う貨物の依頼を受けることも多いですが、経験がないからと諦めず、お客様や関係各所と協力しながら最適なプランのご提案を心掛けています。
現在所属している輸出入営業第二課に配属されて間ない頃、CFS(1つのコンテナに複数の荷主の少量貨物を混載する輸送)倉庫から貨物を引き取り、配送まで手配をする業務がありました。事前処理は正しく行っていたものの、入港の遅れにより引取日が変更となった際、CFS倉庫に対して引取日の変更連絡をしなければならないにもかかわらず、変更連絡をせずに手配を進めてしまいました。これは、CFS倉庫のルールを理解しておらず、CY(1つのコンテナに1つ荷主の貨物のみの輸送)と同じルールだろうと思い込んでしまったことが原因です。
引取日当日、運送会社から「貨物が引き取れない」との連絡が入り、変更連絡漏れが発覚しました。幸いCFS倉庫の協力により貨物を出荷してもらえることになり、最終的には予定通り納品を完了できましたが、この出来事を通じて、自身の確認漏れが関係各所にまで迷惑をかける結果になると痛感しました。
それ以降は、不明な点が出てきた場合には必ず周囲に確認し、どのような対応を取るべきかを再度考え直すよう心掛け、同じミスを繰り返さないよう努めています。
2017年
4月
2017年4月
本社での研修後、南岸営業所にてOJT実習。
先輩や上司について倉庫業務の基礎を学びました。
2017年
10月
2017年10月
OJT実習を受けた南岸営業所に本配属。
顧客を持ち、一人で業務を回すことも増えていきました。
2020年
7月
2020年7月
輸入貨物を担当。
お客様から依頼の貨物に対し、必要な手続きや配送手配、スケジュール調整等を行っています。
子供の時から野球観戦が趣味で、野球のシーズン中は甲子園や京セラドームにも足を運んで現地観戦を楽しみます。いつかは本場アメリカで野球観戦をするのが夢ですね。
また、仕事中も座り仕事が大半のため、最近体を動かす機会がかなり減ってしまい、運動のためにウォーキングやゴルフの打ちっぱなしを始めました。ゴルフはコースにも一度挑戦しました!これから徐々に運動量を増やしていけるように頑張りたいと思っています。
私たちの仕事はたくさんの決まり事を覚えなければなりませんが、最初は本当に分からないことばかりです。イレギュラーも多く、臨機応変な対応が求められます。先輩方に教えていただき助けられる場面もたくさんあるので、謙虚でどんな仕事でも前向きに取り組める方がいいですね。また、社内外たくさんの人と関わり、さまざまな貨物を扱う仕事であるため、勉強熱心で何事にも意欲的に取り組める人が住友倉庫で活躍できると思います。
就職活動は自分を知るいい機会だと思います。ぜひ色々な業界を見て自分に合った会社を見つけてください。