




2009年
入社
2009年入社
アルミ地金・パルプを中心とした輸入貨物全般を担当。
2012年
10月
2012年10月
海外トレイニー制度により、アントワープで輸入をメインとした貨物の輸送手配を経験。
2013年
10月
2013年10月
文書・磁気テープ・フィルム等情報記録媒体、衣類、家財道具等、多彩な貨物の入出庫、集配等を担当。
2016年
10月
2016年10月
輸入貨物全般の入出庫管理及び営業所統括補佐を担当。
1~4年目
入社して配属されたのは名古屋支店。ここでは名古屋港営業所に所属し、アルミの地金とパルプを中心とした輸入貨物の入出庫業務を4年間にわたって担当しました。アルミ地金は1~数千トン、パルプは100~200トンという膨大な量におよび、それらを効率よく倉庫に保管し管理するための配置プランを考えるのが私の主な仕事でした。倉庫に保管するに際しては、単に空いているスペースに置けばいいという訳ではなく、横2列縦13列といったレーンを設定し、貨物の内訳によって置く場所を決めるなど、入出庫作業がスムーズに進むようなレイアウトを考える必要があります。
印象的だったのは、同じ日にアルミ地金2,800トンの受けと600トンの出しがあったときのこと。倉庫のキャパシティに対してあまりに入出庫の規模が大きく、アルミだけで累計136台ものトラックを倉庫敷地の構内から構外へ、限られたスペースを使用して円滑に出入りさせる必要がありました。そこでトラックやフォークリフトが少しでも効率的に動けるような入出庫プランを作成したのですが、いかんせん膨大な量なので、プランを固めるだけでも半日以上を費やすほど(笑)。そうした綿密な事前準備を行ったおかげでなんとか貨物を捌ききることができました。この時は本当に嬉しかったのと同時に、大きな自信にもつながりました。こうした重要な役割を早くから任せてくれたおかげで非常に濃密で実り多い4年間になったと思っています。
5~6年目
国内での輸入貨物業務で経験を積んだ後、新たなステージとして海外トレイニー制度によりヨーロッパへ派遣されることとなりました。これは入社3~5年目の社員を対象に海外での業務を通じて新たな成長へとつながる経験を積むことができる制度。この「海外トレイニー」では、ベルギーの港湾都市アントワープの現地拠点に赴任し、輸出入に関する輸送手配業務を担当。その中で学んだのは「日本とは文化や常識の異なる環境に適応することの大切さ」。ベルギーはカトリックが主流の国ゆえ、土日は働かないことが当たり前ですし、残業の文化などもありません。そうした常識や慣習の違いを受け入れた上で仕事に取り組むことで現地の人々との連携が深まり、結果的に効率的な仕事に結びつくことを学びましたね。
そうやって1年間にわたってベルギーにて海外勤務を経験し、自分なりに見識を広げることができました。仕事内容的にも名古屋時代は倉庫業務が主な仕事でしたので、ベルギーでの輸送手配業務は自分にとって初めての仕事であり「スキルの幅を広げる」という意味でも実りある経験が積めたと思っています。若手の段階からこうしたグローバルな経験を積ませてくれたことに感謝ですね。
7年目~現在
その後、帰国し今度は埼玉県羽生市にある羽生アーカイブズへと配属され、文書・磁気テープ・フィルム等情報記録媒体の保管を行うアーカイブズ業務を担当することになりました。ここでは貨物の入出庫、集配だけでなく、一定期間経過後の廃棄業務なども任され、これまでの業務にはなかった「棄てるプロセス」という新たな経験を積むことができました。
そんなアーカイブズ業務に4年間携わった後、現在の東京支店大井営業所にて、輸入貨物全般の入出庫管理及び営業所統括補佐を担当することになりました。これまでは一担当者としての役割でしたが、ここでは管理者としての立場で、収益分析から営業目標の修正といった営業所全体の業務を推進していく重要な役割を担うようになり、これまでとは大きく視点を変えた仕事への取り組みが必要になりました。何よりも、従来以上に責任ある立場となったことで、お客さまに感謝される機会が以前よりも圧倒的に増えましたね。また、収益分析も重要な仕事の一つであるため、数字にも強くなりました。一担当者時代にはなかった「お金から業績を測る」という新たな視点を身に付けることができたことは、今後のキャリアにおいても大きな武器となることでしょう。